指示待ち社員を作らない仕組み作り

「社員が指示待ちで困る」こんなお声をよく耳にします。
社員が上司の指示を待つこと自体は悪いことでしょうか?
いえ、指示通り動いてもらうことが雇用契約の基本ですので、
決して「悪い社員」ではありません

ではなぜ「困る」のか?

会社(上司)は、段階的な成長を社員に期待します。
新入社員で入社したばかりなら指示待ちでいるのも当然だと考えますが、
1日、1日あるいは2度目の業務からは徐々に「慣れ」て主体的に動いてくれることを
知らず識らずのうちに期待してしまいます。
このいつから「主体的」になるのかの基準は人によってまちまちで
指導すべき立場の人間の感覚よりも遅いと「指示待ち社員」が出来上がることになります。

これを防ぐためには、PDCAサイクルを取り込み都度本人に考えさせる習慣づけが必要になります。
考え、行動する習慣づけは新入社員研修の時点で行うべきですが、
気付きを促すのに「手遅れ」はありません。

「社員が指示待ちで困っている」という方は
ぜひこの習慣を社内ルールに定めてみてください。


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